これからママになる人なら、一度は考えたことがありませんか?
「育児日記ってつけたほうがいいのかしら?」
「日記用のノートはどこに売ってるの?」
「三日坊主の私に続くかしら・・・?」
そんな方におすすめしたいのが「手作りの育児日記ノート」です。
なぜ育児日記をつけたほうがいいの?
なぜ手作りノートがいいの?
育児日記にはどんなことを書けばいいの?
そんな疑問にお答えしてみたいと思います。
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「育児日記」が子育てをラクに楽しくしてくれます
産後は赤ちゃんのお世話に精一杯で、育児日記なんかつけていられない・・・
そう思うかもしれませんね。
けれど、忙しいからこそ育児日記が実は役に立つのです。
育児日記をノートに記録することで、1日の授乳回数や、尿や便の回数、お昼寝時間などだいたいのところが把握できるようになり、お世話のコツをいち早くつかむことができたり、赤ちゃんの体調の変化に素早く気づけたりします。
それに育児中、とくに新米ママさんは、目の前のことをこなすのに一生懸命になってしまいます。
だから、たとえば初めて赤ちゃんが寝返りしたとき、おすわりできたとき、ハイハイしたときの感動は覚えているけれど、それはいつのことだったかしら、何か月のころだったかしら・・・
なんて、曖昧になってしまうのはよくあること。
後々、お子さんの成長過程を思い出すためにも、育児日記で記録をとっておくといいのです。
赤ちゃん時代は、ほんの数年だけ。
めまぐるしい日々のなか、お子さんは日々すくすくと、驚きのスピードで成長していきます。
過ぎ去るのは思いの外あっという間ですよ。
だからこそ、育児日記をおすすめします。
育児日記をつけるなら「手作りノート」が断然おすすめ
「育児日記つけてみようかな・・・」という気分になってきましたか?
ところで「育児日記」って何にどうやって記録すればいいのでしょう?
ネットや書店などで「育児日記」専用のノートが販売されていますし、お産でお世話になった病院でもらえる場合もありますが、おすすめしたいのは「手作りノート」で育児日記をつけること。
というのも、書店などで売っている育児日記は厚めのノートであることも多いのです。
また、しっかりきれいに枠組みができているだけに、1日さぼったりするとぽっかり空いた何も欠かれていないスペースが「怠けましたね?」とプレッシャーをかけてきているように感じてしまうかもしれません。
育児日記を続ける自信がなかったり、時間的に余裕がないと感じているのであればなおさら、何でもない普通ノートに記録したほうが、堅苦しさもプレッシャーもなくて気軽につけられます。
育児日記に必要なことは、
・どこにでも持ち運べること
・ささっと書けること
・何でも書けること
たったこれだけ。それなら、普通のノートで充分ですよね。
さらに、書いていくうちに付け足したい記録が出てきたり、逆に離乳したりおむつがとれたりと記録を続けなくていい項目が出てきた場合にも、手作りの育児日記なら思いのまま。
育児日記ノートが「自分の思い通りになる」ことは、意外なほどノーストレスなんですよ。
育児日記に書いておきたい、これだけのこと
では、育児日記ノートには、何を書いておけばいいのでしょうか?
まずはノートに「時間軸」を書きましょう
育児日記には、毎日24時間の赤ちゃんの様子を書きます。
そこで、24時間の時間軸を書いておきましょう。
横罫線の入っているノートを使えば簡単です。
同時に、日付の区切りもつけておきましょう。
1日分の枠は、3~4センチもあれば十分です。
ノートを見開きにして片面のみ日付と時間軸を書き、もう片面はフリースペースにしておくのもおすすめ。
写真を貼ったり、赤ちゃんの手型・足型をとってみたり、病気になったときのお薬の記録をとっておいたり、その他どんなことでも思いつくまま書き込めますよ。
育児日記に毎日つけておきたい記録
1.「授乳」の記録
授乳した時刻、かかった時間、ミルクの量を記録しましょう。
これらのデータがたまると、1日の授乳回数がどれくらいあるのが、どのくらいの時刻に授乳すればいいかタイミングがわかってきます。
おっぱいやミルクは、赤ちゃんの唯一の栄養源。
1日の授乳回数や量は、1か月検診や病院での受診のときに聞かれることも多いので、ぜひ記録しておいてください。
★ポイント
授乳は1日の回数が多いので、ささっと書けて、見返したときすばやく一覧できるような工夫を。
たとえば母乳のときは「母」、ミルクなら「M」という記号を決めておき、
「母10,10」(母乳で右10分、左10分飲んだ)
「M60」(ミルクを60ml飲んだ)
という具合に書くのもおすすめです。
2.「おしっこ・うんち」の記録
おしっこ、うんちをして、おむつを替えた時刻を記録しておきます。
おしっこの色や、うんちが「ゆるめ」「かため」など気になった点も補足しておくと、「下痢気味?」「便秘気味?」と気づくこともあるのでおすすめ。
夏の暑い日などは「汗をかいておしっこが減ってるな」「もっと水分をとらせようかな」といった気づきもありますよ。
3.「睡眠時間」の記録
お昼寝した時刻・起きた時刻、夜寝た時刻・朝起きた時刻を記録します。
夜中に目覚めてしまったときも、記録しておきましょう。
生まれたばかりの赤ちゃんは寝てばっかりなので記録も大変ですが、少しずつ起きている時間が長くなり、生活リズムも整ってきます。
毎日記録することで、お子さんの生活時間の変化と現在がわかるようになります。
4.「今日のできごと」
今日1日の様子を簡単に書いておきましょう。
お散歩の時間や会った人など、ちょろっと一言で構いません。
見返したときに「外に出るとよく寝るようだ」とか「知らない人と会うと夜泣きしがち」など、赤ちゃんの気分の変化がわかったりもしますよ。
また、「いつもより長い時間泣いていた」「機嫌が悪そう」「ミルクの飲みが悪い」などは、体調を崩す前兆かもしれません。杞憂かもしれないと思っても、気になることがあれば何でも記録しておきましょう。
5.月齢が進んできたら…「離乳食」や「食事」の記録
6か月ごろになってくると始まるのが「離乳食」
何をどれくらい食べたか、赤ちゃんがパクパク食べたときの味付けの記録などをとっておくのがおすすめ。
食べたものが記録してあると、アレルギーが出たときにも原因を突き止めやすくなります。
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その他、育児日記に残しておきたい記録
1.「予防接種」や「病気」の記録
予防接種の記録、また熱を出した日や、病気で通院した記録も残しておきましょう。
あとになって「あの注射したっけ?」「前回、熱出したのいつだっけ?」と見返すことも多いので…。
また、予防接種を受けたあと副作用があった場合にも、きちんと記録を残しておきましょう。
その他、セキやくしゃみが出た日、鼻水が出た日、湿疹が出た日など記録しておきます。
重症になって病院へ行くことになったら、「症状が出たのはいつから?」と聞かれるので確認に便利です。
2.体重と身長の記録
1か月検診で体重と身長の記録をとってもらえますが、病院でもお願いすれば計測してもらえます。
月ごとに成長具合もみてもらうのもかねて、体重と身長の記録をとっておいては?
こまめに記録を残しておくと、成長が数字で確認できて楽しいですよ。
3.できるようになったこと
お子さんの日々の成長を記録しておきましょう。
首がすわってきたみたい。おすわりができそう。寝返りした。ずりばいをはじめた。ママと呼んでくれた…。
その日の感動は忘れなくても、それがいつだったかはどんどん忘れていくものです。
愚痴を書いてもいいんです
育児は大変です。
うれしいこともいっぱいあります。同じくらい辛いこともいっぱいです。
でも、頑張るママさんは赤ちゃんのお世話に精一杯で、愚痴もなかなかこぼせませんよね。
そこで、イライラが溜まったとき、不安いっぱいになったときは、育児日記に書いてみてください。
文字にして、客観的になって考えると、気持ちが落ち着いたり、次に何をすべきか気づいたりしますよ。
育児日記ノートは、赤ちゃんのためだけでなく、ママのためのものでもあるのですから。
まとめ
最後に、育児日記は「きっちり完璧にしなくちゃ」と思うとかえって続きません。
育児日記は、あくまで育児のついでに書くもの。
赤ちゃんのお世話につかれてヘトヘトなのに、寝る間を惜しんでノートを広げる必要はありません。
あとからまとめて書いてもいいし、何なら1週間くらいお休みしたっていいのです。
きっちり正確でなくても、抜けがあってもいいし、おぼろげな記憶でもいいのです。
お手製ノートにちょこっとメモ書きするくらいの気分で、はじめてみてください。
子育てをラクに楽しくするアイテムとして、育児日記と上手につきあってくださいね。
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最後の無理に完璧にしなくていいという言葉に泣いちゃいました。
ひとりめで書いてた育児日記、続けられなくなって1ヶ月でリタイアしてしまいました……
今、二人目が生まれて2ヶ月。上の子も2歳になってしまったけどまた日記をつけてみようと思います!