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妊活

妊活中のお酒はどのくらい飲んでいいの?【胎児への影響は?】

妊婦さん

近年、妊活という言葉がブームになっていますが、そもそも妊活とはいったいどういうことをする活動なのでしょうか?

妊活とは、妊娠活動の略であり、子供を授かりたいと思う夫婦が妊娠できるように、それぞれ自分の体をまず知ることから始まります。

自分の体を知って、妊娠しやすい体を作ったり、環境を整えていくことから始まります。

では、妊娠しやすい体を作るために必要なことは、いったいどんなことでしょうか?

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基礎体温を測って記録していきましょう。

基礎体温を測ることによって、自分の生理周期を把握できます。そこから妊娠しやすい期間や妊娠しにくい期間を知ることができます。

 

規則正しい生活を心がけましょう。

朝は決まった時間に起きて、1日活動したら、夜は早めに寝るように心がけましょう。

夜の10時から2時はゴールデンタイムともいわれる時間帯で、この時間帯は成長ホルモンが出る時間帯です。1日の疲れをしっかり取って、妊娠しやすい体を作りましょう。

 

体を冷やさないようにしましょう。

エアコンの冷たい風や冷たい飲み物はなるべく避け、サラダではなく温野菜を食べるように心がけましょう。

また、お風呂はシャワーだけで済ませる方も多いですが、しっかりと湯船につかって体を温めましょう。湯船につかることで、1日の疲れをほぐしリラックス効果も期待できます。

 

ストレス発散をしましょう。

ストレスがたまると自律神経が乱れホルモンバランスが崩れます。

本を読む・散歩をする・運動をする・カラオケをする・映画を見るなど、自分なりの発散の仕方を見つけ、ストレスをため込まないようにしましょう。

 

適度な運動をしましょう。

1週間に1.2度、時間を見つけて体を動かすようにしましょう。運動をすることで、体温も上がりストレス解消にもつながります。

ただ、運動が苦手な方もいると思います。そういった方は無理してジョギングなどしなくても構いません。ジョギングなどする行為自体にストレスを感じては意味がないからです。

そんな時はいつもより1駅前で降りて歩いてみたり、少し遠回りをして帰ってみたり、など、日常的に無理なくできる範囲で構いません。無理なくストレスを感じることなく続けてみてください。

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妊活中のお酒の影響について

妊活中にお酒を飲む女性

まず妊活とは、妊娠を望んで活動している最中の状態を指しますので、飲酒による赤ちゃんへの直接的な影響はないと言えるでしょう。

女性の体のサイクルは、生理がきて2週間後に排卵があり、受精しなければまた2週間後に生理がくるという仕組みです。つまり、排卵するまでの間は妊娠する可能性が低い期間と言えます。

妊活中の人の中には、この排卵までの期間に飲酒しているという人もいます。しかし、可能性が低いだけであって、全くないわけではありません。これは、精子の生存期間が関係してきます。

 

一般的に精子の生存期間は平均して2.3日と言われていますが、長いものだと1週間程生存しているものもいます。ですので、妊娠を望んでいるのなら、普段からお酒との付きあい方を考えるべきです。

妊娠に気づかずに飲酒してしまった場合、自分を責めてとても落ち込むママさんもいらっしゃいます。しかし、飲んでしまった事実は変えられないので、今後の飲酒はきっぱりと止めましょう。飲酒をやめずに続けた場合、赤ちゃんには次のような影響が出てきます。

 

受精卵が着床すると、母体から栄養を吸収しながらものすごいスピードで成長していきます。妊娠2か月は妊娠週数でいうと、4~7週にあたります。

この頃は、口・目・脳・心臓・肝臓・腎臓・胃腸などの器官ができ始める重要な時期です。妊娠2か月というと、ママの体は生理が来なくて、つわりが起こるなど、妊娠しているかもしれないというサインがあらわれる時期です。

妊娠している人がお酒を飲むと、母体の血中アルコール濃度とほぼ同じ濃度のアルコールが、胎盤を通して赤ちゃんに送られてしまいます。

ママがお酒を飲んで酔っ払うのと同じように、赤ちゃんもお酒を飲んだような状態になるのです。

また、妊娠中に継続して飲酒を続けていると「胎児性アルコール症候群」の子供が生まれる可能性があります。これは、お酒の摂取量や飲む頻度はあまり関係がないと言われており、飲酒をしている妊婦さん全員に、そういった赤ちゃんが生まれる可能性があります。

 

胎児性アルコール症候群とは

では、胎児性アルコール症候群とはどういったものでしょうか?それは、妊娠中のアルコール摂取によって胎児に起こる先天性の疾患です。

おもな症状としては、発達の遅れや発育不全、低体重や低身長、中枢神経の異常やADHD(多動性障害注意欠陥症)などの発達障害や行動障害が挙げられます。

顔つきの特徴は小頭症・小さい鼻・あごが小さい・全体的に平たい顔つきなどのような症状が挙げられます。

 

まとめ

妊娠中の飲酒に関しては医師によって見解も様々ですが、このぐらいの量なら絶対に安全だという量はありません。少ない量でも赤ちゃんに影響を与えてしまう可能性があります。

ただ、以上のことは飲酒しなければ100%防ぐことができます。ですので、妊娠が分かったその時点でお酒はきっぱりと止めましょう。止める期間も、長い人生のほんの数年です。

妊活中の方は、赤ちゃんが欲しくて妊活している方がほとんどのはずです。せっかく出来た赤ちゃんが、健康で生まれてすくすく成長してくれることが何よりの願いだと思います。

ママが自分の意志で100%防げるものがあるのなら、ぜひ赤ちゃんのためにも頑張ってください。

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