これから妊活予定の方、妊娠がわかったママさん、これからのお仕事スケジュールは立てていますか?
出産後も仕事を続けたいと考えている方は育児休業をとられる予定ですよね。
その期間中、申請することで育児休業給付金がもらえますが、正当な理由(※1)で育休延長した場合でも半年間お金がもらえるのです。
ただ、ちょっとした手続きミスや勘違いからお金がもらえない育児休業給付金延長トラブルって結構あるんですよ。
なぜそんなことがおきるのか注意点も合わせてご紹介します。
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育児休業給付金延長トラブルの原因1 ~延長手続きのポイント~
①最初に申請した育休の終了日が子供の1歳誕生日の前日以前
会社によっては育休を2年3年取得できる会社もあるのですが、その会社の制度と「育児休業給付金」がリンクしているのかといえば、全く別物なのです。
育児休業給付金は1歳未満(条件によっては1歳2か月)のお子さんを養育するために支給されるものです。
「延長」というのは、最初の育休設定をクリアしておかなければそもそも延長できないので、特に長く育休を取得できる会社にお勤めの方、注意してくださいね。見落とししないように気を付けてください。
②保育園に入れない証明「不承諾通知書」が必要!日付に要注意!
育児休業給付金の延長条件として、「保育所に入所を希望し申し込みしているが入所できない場合」というのがあり、これが延長条件の大半を占めます。
単に「保育所に入れないから延長できる」と思っていた場合は危険です。
役所で入園状況を確認するだけではダメですよ。
「1歳の誕生日の前日」までに保育園に入れないことを証明する書類が必要です。
また「保育所に入れない証明書が必要」とわかっている方でも、誕生日が近くになって入園の申し込みをしても「不承諾通知書」の日付は翌月以降です。
そうなんです、誕生日を過ぎた日付のものになってしまうのです。
書類の必要性に気づいていた方も申請時期に注意してください。
早めに役所の締め切り日程などを確認して準備しておく必要があります。
育児休業給付金延長トラブルの原因2 ~何が誰が?悪かった!?~
犯人探しではないです。
育児休業給付金延長トラブルがあった時よく聞く声で「会社が説明してくれなかった」というのがあります。
責任の所在はそこなのでしょうか?
「会社」
育児休業給付金の申請窓口は、基本的には会社です。
しかし会社は育児休業給付金の専門家ではありません。
会社によっては、「育児休業給付金の申請をしたことがない」「延長の手続きをしたことがない」ところも多々あります。
そのため担当者自身も制度や手続き自体をよく把握していないケースもよくあります。
担当者によって、細かく制度を調べてくれたり、教えてくれる方もいるかもしれませんがそれが当たり前とは思わない方がいいと思います。
「自分自身」
育児休業給付金の申請等を会社に任せっきりになっていなかったですか?
給付金の恩恵を受けるのはご自身です。
誰かに任せて言われて動くのではなく、自分がどういう制度を利用して、給付金をもらうにはどのような手続きが必要なのか自分で確認しましょう。
会社の担当者が慣れていなくても、ご自身で調べていて気になったことをすり合わせすると見落としもなくなるのではないでしょうか。
せっかく給付金の支給を受ける条件が整っているなら、準備万端で備えましょう。
自分で調べていると会社の担当者の方より詳しくなるかもしれませんよ。
第2子を妊娠された場合や今後周りで利用される方へのアドバイスもできるかもしれませんね!
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育児休業給付金延長トラブルの原因3 ~特別扱いはないです~
育児休業給付金延長トラブルには申請のちょっとしたミス、思い違いなどがあります。
「ほんのちょっとしたこと」でも「会社から詳細説明がなかったから」など本人からしたらどうしようもなかった、きちんと事情を聞いてほしいという声があります。
ネットの相談サイトなどでも「育児休業給付金延長トラブル」は割と見られる相談なのですが残念ですがその場合は給付金を受けられないと思ってください。
(正当な理由でなく)個人的な理由や状況で結果が覆ることはないです。
当たり前かもしれませんが申請に係るチェックは厳しく特別、例外ということはありませんので。
しかし逆を言えば、申請に必要なものをきちんと確認して準備していればオッケーなのです。
やっぱりきちんと確認しておくのが大事ですね。
育児休業給付金延長トラブルを未然に防ぐには
自分で関係各所に問い合わせや相談をしましょう。
給付の詳細については最寄りのハローワークに相談しましょう。
間違いや勘違いを防ぐために、ご自身の会社やお子さんの状況など具体的な事例を挙げて確認するのがベストです。
会社への相談や保育所の確認(役所への手続き)なども事前に確認し、しっかりコミュニケーションを取り、早めに動きましょう。
復帰までには子供の状況や、家庭の事情も変わることもあります。
いろんなパターンを想定して対策しておきましょう。
そうすれば育児休業給付金延長トラブルを防ぐことができるでしょう。
お金は簡単にもらえない
育児休業給付金は育休中の大切な生活資金です。
とてもありがたいものですが、給付を受けるためには条件があり(雇用保険に入っていてその後も働き続けるとか。働いていた期間など。)申請するにも順序や期限があります。
受けられる条件がそろっているからよかったとほっとするだけではなく、それが確実に受給できるように手続きすることが大事です。
育休取得後、保育所に入れなかったり、配偶者に何かあったり、想定していないことがおこり、延長を余儀なくされることもあります。
そんな時は延長して給付金を受け取ることも本来できるのですが、ちょっとしたミスで受給できなくなり育児休業給付金延長トラブルが発生することもあります。
人に任せっきりにならずしっかり自分で確認して確実に給付金を受け取りましょう。
簡単にはもらえませんが、きちんと手続きすれば確実にもらえますよ。
(※1)
・保育所に入所希望を出しているが入れない場合
・養育を行う配偶者が死亡したり、病気等で養育が困難になった場合など
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