実は産後いつからまた生理が始めるんだろう?と、次に生まれる子ができるだけ1人目と差が開かずに妊娠できれば、大変な育児も短期集中でできるため、早めに2人目を産んでおきたいと次の妊娠を急ぐママが多いのです。
しかし産後の生理が始まる時期は人によってバラバラなため、特にまた妊娠したいと思っているママにとっては、生理も産後の悩みの1つ・・・
今回は、産後に生理がなかなか来ない理由や、その対処法について紹介していきたいと思います。
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産後に生理が来なくなってしまうのはなぜ?
出産直後のママの体はまた妊娠前の体に戻ろうとしているため、すぐ生理が来ないことも多いのですが、出産後しばらく経っても生理が来ないのは一体どんなことが原因なのでしょうか?
妊娠前の子宮の状態に戻る準備が遅れている
妊娠していたことで大きくなっていた子宮は出産を終えると、戻らなければ!と一斉に小さくなり、大体が6~8週間をかけて徐々に妊娠できる子宮の状態に戻っていくため、体の準備が整えば自然にまた生理が来るようになります。
さまざまなストレス
特に出産後は慣れない環境や、体や精神の疲れでママ自身の体もたくさんのストレスを受けています。
妊娠後だけでなく、通常の状態でも女性が多くのストレスが原因で生理の周期が狂ったり、生理が止まってしまうこともあるので、ストレスも生理を遅らせてしまう大きな原因の1つなのです。
妊娠の可能性がある
生理がこない前に妊娠すると、産後1度も生理が来ないまま再び体が次の妊娠準備を始めます。
多くのママたちが排卵には気づかないため、生理の出血がないまま妊娠している可能性も高いのです。特に産後すぐ妊娠はしたくなというママはちゃんと、産後から避妊することが大切です。
授乳中だから
母乳で育児をすると、母乳をだしてという信号を送るプロラクチンという女性が特別に持つホルモンが出され、それが子宮にもまだ妊娠してはだめという信号も送ります。
そのため子宮は小さくなり、排卵もしないようになります。基本的に授乳中は排卵自体がされにくいため妊娠する可能性が低いです。
そのため、母乳からミルクに変えるという方法をとる場合もあります。産後生理が来ない原因をいくつかご紹介しましたが、本当に産後生理が始まるタイミングは人それぞれです。
周りのママたちのことも気になってはしまいますが、体がまた妊娠できる状態に戻るまでは今まで大変だった分のリラックス期間と考えて、生理がこないことにイライラしないようにしましょう。
自分で簡単にできる生理をむかえるための体づくりと対処法
ここでは産後生理を通常のペースで戻せるような体の状態を作る方法を紹介していきます。
とにかくちゃんと寝る
一番育児中のママが悩むこと、ずばり寝られないです。
子供のことが心配で寝ずに育児をしてしまったり、ちゃんと睡眠が取れないことでストレスや血の巡りが悪くなり子宮の動きがにぶってしまいます。
育児に慣れてきたら子供のペースに合わせるのではなく、自分の睡眠スタイルに子供を近づけるというのもありです。寝れそうなときは子供と一緒に寝てしまうのも1つの方法です。
食事の栄養バランスを考える
産後は体力の消耗が激しいので、栄養満点のご飯を食べることをオススメします。
鉄分のためのレバーや小松菜、女性ホルモンを出すのによいとされている大豆やお豆腐、その他炭水化物やたんぱく質などもしっかり食事に取り入れるのがいいです。
授乳の時でも飲めるサプリメントを使ってみるのもいいかもしれません。
何でもいいから運動しよう
子供の面倒を見ているとつい家の中に閉じこもってしまいがち。
運動不足になることも多いので、少し時間があれば気分転換もかねて散歩にでかけてみましょう。ストレス発散にもなって血流もよくなります。
無理しすぎると続かないので、簡単にできる運動からまず始めてみましょう。
自分でも簡単にできる生理をむかえるための方法を紹介しましたが、産後の生理を考える目安の時期として母乳をやめてから3ヶ月、産後1年が大切な時期になります。
通常であれば断乳後、プロラクチンの量も少なくなって排卵も増え始め、産後1年であれば体や子宮は完全に以前の状態に戻るので、これらの時期をこえても生理がこなさそう…という場合は、念のために病院で診察を受けましょう。
まとめ
2人目がほしい!というママにとっては、生理がいつ始めるのか気になってしょうがないかと思いますが、子供はコウノトリさんが運んできてくれるものなので、今までの自分の体を休めてあげる時間だと思ってあまり深く考えすぎないようにしましょう。
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