妊娠した人のほとんどが経験する「つわり」それは、辛くて大変、しかし愛おしい。
つわりを感じる期間は人それぞれで、症状が出るのが早い人だと、妊娠4週から始まり、長い人は妊娠後期まで続くこともあります。
しかし大抵の人は妊娠10週前後にピークが来て、15週くらいで治まって安定期に入ります。妊娠期間中つわりを感じなかった人や、一人目と二人目ではつわりの症状が違う人など、つわりの症状も人それぞれです。
つわりと聞くと、どうしても辛いものという様にマイナスに捉えてしまうかもしれません。しかし、つわりを感じているそのお腹では、赤ちゃんがものすごいスピードで成長しているのです。
マイナスな事ばかりではなく、プラスに気持ちが向けられるようにここからは、つわりの症状で挙げられる代表的な症状とその対処法をお教えします。
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つわり症状代表3選
吐きつわり(一日中気持ちが悪く吐き気に悩まされている)
・味や触感を変えて食べてみる。(いつもよりも濃いめの味にしてみる)
・油分を多く含む食材は避け、あっさりとした物やさっぱりとした物にする。
例)お浸し・素うどん・そうめん・サラダ・冷奴など
中にはアイスクリームなら大丈夫だったという人も。
意外に冷たい食べ物なら大丈夫な人が多い。
食べつわり(とにかく何か口にしていないと気持ち悪くなってしまう状態)
・一度に食べる量を少なめにする。
・寝起きに気持ち悪くなる人が多いので、枕元に飴やガムなどを置いておく。小さいおにぎりも有効。
・三度の食事も何回かに分けて頂くようにする。(一日の食事の回数が増えますが、三度の食事で食べようとしていた量を小分けにするので、量的には問題ありません。)
においつわり(今までは何も感じなかった匂いに急に敏感になる。有名な例えはご飯の炊ける匂いがダメになるなど)
・常時匂いが気になる人はマスクの装着をお勧めします。。
・妊娠中でも使えるアロマを焚く。
アロマが苦手な人は、天然の果物、特に柑橘系の匂いなら大丈夫なことも。(みかんやグレープフルーツ、レモンなど)
・なるべく人ごみに行かない。
この三つの中でも、特に吐きつわりの人が一番悩むのは、気持ち悪くて何も口にできないので、赤ちゃんの成長に影響はないか?という点だと思います。
しかし、この時期の胎児は元々母体にある栄養だけで十分成長できます。
無理して食べては嘔吐してを繰り返し、体も精神的にも疲れてしまって妊娠期間を過ごすよりも、特に赤ちゃんの事は気にすることなく、食べられる物を少しづつ食べるだけで十分です。
それが例えお浸しだけだとしても問題はありません。赤ちゃんは大丈夫、と思うと気持ちが楽になりますね。
ただし、一日に何度も吐く、何も食べられず水を飲んでもすぐに吐いてしまう、というような症状が出る場合には注意が必要です。脱水症状が出て赤ちゃんが危険な状態になることもあります。
早めにかかりつけ医に相談して下さい。治療としては、通院で点滴を施す場合とそれよりも症状が重い時には、入院生活になる場合があります。
まとめ
この他にも、一日中続く倦怠感や眠気、頭痛、便秘、嗜好の変化などつわりの症状はありますが、今回は代表的な物をご紹介しました。
つわりのピークが過ぎると、今まで辛く苦しんできたのは何だったんだろうと思うほどに晴れやかな気分になります。今例え辛い状態でも、つわりは出産すれば終わる一過性のものです。
確かに辛くて大変ですが、赤ちゃんが元気に育っている証拠なんだなぁ。と考え方を少し変えるだけで、気持ちが楽になりますよ。
ママがHAPPYなら、赤ちゃんもきっとHAPPY。
ぜひ気持ちを切り替えて、限られた妊娠期間を楽しんで過ごして下さい。
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