妊娠初期に多くの方が経験するつわりですが…中にはほとんど感じなかったよという方から、全く何も食べられなかったという方や入院にまで至った方まで、症状については人それぞれで個人差が大きいものです。
そんなつわりですが、言い伝えで「症状がひどいと男の子」という説があります。
「えっほんと!?」と思われた方、すみません、実は「ひどいと女の子」という説と両方存在しているのです。
実際にはどちらが正しいのでしょうか?
つわりの症状で赤ちゃんの性別がわかるものなのでしょうか?
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つわりとは
妊娠に気づく頃から出始める体調の変化で、妊娠された方の約8割の方が何らかのつわりの症状を経験したことがあると言います。
症状は胃もたれや吐き気、食欲不振やにおいに敏感になるなど人それぞれです。何かを食べていないと気持ち悪い食べづわりや今まで食べられたものが食べられないなど食の好みの変化もあります。
時期としては5週頃から始まり、16週頃には終わると言われています。妊娠3か月頃(8~11週)につわりのピークを迎える方が多いですが時期や症状など個人差が大きく、つわりの症状をほとんど経験されない方も、妊娠後期まで症状が続く方もいます。
つわりの原因
諸説ありますが、ママと赤ちゃんをつなぐ絨毛から分泌されるhCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)が甲状腺機能を高め、嘔吐中枢を刺激するためつわりが起こるという説が有力のようです。
赤ちゃんがおなかの中にいる証拠ですので、つらい反面、おなかの中の赤ちゃんの成長を感じられるものでもあるのです。
性別はいつ決まる?
赤ちゃんの性別は精子と卵子が受精した瞬間に決まります。
ママの卵子とパパの精子には性別を決める遺伝子が詰まった染色体があります。
卵子・・・「女の子の染色体であるX染色体」
精子・・・「女の子の染色体であるX染色体」と「男の子の染色体であるY染色体」の2種類があります。
ママの卵子(X) + パパの精子(X) → XX 女の子
ママの卵子(X) + パパの精子(Y) → XY 男の子
となります。
ママとパパの卵子と精子が繋がった瞬間に新しい生命の性別まで決まっているなんてとても神秘的ですね。
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性別はいつわかる?
最近は超音波検査で赤ちゃんの外性器を見ることによってわかるようになりました。
早い人では妊娠15週頃からわかる場合もありますが、超音波ではっきり確認できるのは25週以降です。
赤ちゃんの体位によって確認できないこともありますし、女の子と言われていたけれど男の子だった、ということもあります。
産院や担当の医師によっては、産まれるまで性別は教えないという場合もありますし、反対に産まれるまで楽しみに聞かないというパパママもいますよ。
言い伝えは本当!?赤ちゃんの性別アレコレ
妊娠に関する言い伝えはたくさんありますが、性別に関するものもいくつかあります。
A「つわりがひどいと女の子」
B「つわりがひどいと男の子」
正反対の言い伝えですが、どちらもあるのです。
私の場合は、つわりの症状は比較的軽く…産まれたのは、男の子でした。Aですね。
しかし、親友はつわりがひどく、つらい妊娠初期を過ごしていたのですが・・・
産まれたのは、男の子でした。Bですね。
ちなみにうちの母の場合もつわりは軽く、そして私(女)が産まれました。Bですね。
他にも身近な人たちに聞いてみても、どちらの方が確率が高いとは言えず、つわりの症状だけで性別を判断するのはできないと言えます。
つわりと性別に関しては医学的に証明されているものではなく、「言い伝え」「迷信」程度に考えていた方がよさそうです。
まだ性別のわからない赤ちゃんのことを思いながら、家族や周りの人との話題にしても楽しいですね。
つわりも遺伝!?
先程うちの母親の例を出しましたが、妊娠して母親と妊娠~出産に関する話をする機会が増え、いろいろ話を聞いていると気づいたのです。
つわりや妊娠中の体調など、当時の母親の状況と自分の状況が似ていることに・・・
しかしこちらも周りの人やネットでの反応を確認すると、似ている人、似ていない人どちらもいます。
やはり人それぞれで一概に遺伝する、遺伝しないとは言えないようですが親子で体質が似ているなどの要素もありますので、似ている症状が出てもおかしくないということかと思います。
この機会にお母様に妊娠~出産の経験を具体的に聞かれてみてはいかがでしょう。
もしかしたらお母様と共通することがあるかもしれませんし、その心づもりなどもできるかもしれませんよ!
また自分がおなかの中にいるときはこうだったのか、と初めて知ることや母親に対してもいろいろな思いがわき上げって、お母様とも盛り上げるかもしれませんね。
妊娠初期はつわりもあり、体調の変化に戸惑う人も多いと思います。
そんな時にまだ見ぬかわいい赤ちゃんに思いをはせて、「女の子かな」「男の子かな」と想像を膨らませることは、つらい気分を癒してくれるでしょう。
つわりの症状だけで性別を判断することはできませんが、「つわりがひどいから女の子かな!?(男の子かな!?)」と、この時ばかりは言い伝えがあてはまるかどうか占って楽しみにしてみるのもいいかもしれませんね。
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